​くちなしの台所

食材が作られる現地の様子や、発送前のお料理が仕上がっていく様子など、お客様のお手元に届く前の風景をお届けしてまいります。

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文月 「夏野菜」丹後より
 
文月のお野菜を提供してくださる青木農園さまにお邪魔して来ました。和久傳の従業員も野菜づくりの研修でお世話になっている作り手さまです。

京丹後の畑に到着するなり「ケーン!ケーン!」というけたたましい鳴き声。びっくりして声の主を探すと「キジ」がトコトコっと駆けて行きました。撮影をしているとヘビやトカゲが足元をすり抜けて行きます。ふと見渡すと、その獲物のカエル、そのまた獲物のチョウやコンチュウ達がそこかしこに。 

「畑の中でたくさんの微生物や虫たちが心地よく生きていけるよう、農薬や化学肥料を一切使わずに野菜づくりをしています。」とおっしゃる青木農園さまの畑は、生き物の営みにあふれていました。

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水無月 「湯葉」美山より
 
湯葉をご提供くださる「ゆう豆」さんは、原料となる大豆を自らも育てておられます。その種まきにご一緒させていただきました。茅葺の里<美山>に広がる棚田で、ホトトギスのBGMに浸り、空気澄みわたる渓谷に目を奪われながら、​種豆を置き、土のお布団をかけました。
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小満 「日本酒」丹後より

イセヒカリという米を原料にした日本酒があります。その名は「和久屋傳右衛門」。

1989年、2度の大きな台風が伊勢神宮神田の稲をなぎ倒しました。嵐が過ぎ去った後、全滅かと思われた田んぼの中にすっと立つ稲が数本あったそうです。奇跡の稲は「イセヒカリ」と命名され、人から人へ、この種籾を決して絶やさないという思いと共に手渡され、和久傳に辿り着きました。受け継がれてきた種籾は、和久傳のふるさと、京丹後にある市野々という小さな集落にある棚田に植えられてきました。

​蟹殻を堆肥とした良質な土と、山から湧き出た清水で手間ひまかけて育てる米作り。そして毎年5月に行う田植えは、和久傳のお客様のお手伝いに支えられ続けてこられました。本年は新型コロナウィルスの影響もあり、弊社社員のみで挑戦して参りました。青々と輝く山に囲まれた棚田は、まさにゆりかごのごとく、柔らかな泥と清流で満たされていました。

和久屋傳右衛門  www.wakuyadenemon.jp

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